◎さんぽを楽しむ会
第7回 市ヶ谷防衛省見学から
靖国神社・九段までを歩く
2011年11月16日(水)に開催されました。
同好会
旭川東高等学校東京同窓会では「ゴルフ同好会」「囲碁同好会」「さんぽを楽しむ会」が元気に活動中!
下のボックスをクリックすると、各同好会の一覧が表示されます。
ゴルフ同好会
※第29回は中止
囲碁同好会
市ヶ谷駅待合所で開会式
参加者全員に予定説明
防衛省正門前 配置図と会旗
敷地内配置図 広い!
厳重な身分確認 個人証明書を提示
立入許可証を首に掛けて入館
大階段上の高台に立ち並ぶ施設群
大エスカレータで海抜33mの高台へ
最大メインの大型建物 A棟
儀仗広場からA・B.・C棟を望む
朝日を背にA・B・C棟前を西へ
それにしても広い・・・
白亜の市ヶ谷記念館に辿り着く
堂々たる構えの「市ヶ谷記念館」
六本木から部分移築された
正面入口
少し下がってもう一枚 正面全景
玄関を入ると”旧防衛庁”表札
傍に近寄って見る
昭和時代のエポック写真集
平成時代のエポック写真集
一階大ホール
ここでかの「東京裁判」が行われた
中央奥ステージの玉座
記念館の歴史説明を受ける参加者(左)
記念館の歴史説明を受ける参加者(右)
ステージと玉座
玉座
舞台の前縁は幅いっぱいに
箱根寄木細工で装飾されて美しい
ホール入口側(玄関側)を望む
扉側の壁を低くし遠近感を高めている
ホール床が中央から入口へと高まる
落差は30cmとの説明だったが
実測すると52cmでした
ステージ側から床の勾配を見る
移築前からの床板は磨かれピカピカ
どっしりした防衛庁時代の表札
旧尾張藩上屋敷の誇大な敷地跡を
明治以来、日本軍の中枢とした
戦後は防衛庁~防衛省本部
軍服(1)
軍服(2)
軍服(3)
軍刀(1)
軍服(4)
軍刀(2)
軍刀(3)
軍刀(4)
大戦中の戦地拠点地図
東京裁判のステージ上通訳席風景
中央の女性は元森山真弓法務大臣
東京裁判の裁判員等
東京裁判の様子(1)
東京裁判の様子(2)
東京裁判の裁判員席
パール判決書の説明
大本営陸軍部の表札
各種朱印
軍幹部任用示達
大ホールステージ側を二階通路から
再び 大本営陸軍部の表札
戦場描画
天皇の勅書
旧大本営館内配置(地階)
旧大本営館内配置(一階)
旧大本営館内配置(一階)
旧大本営館内配置(三階)
陸軍大将 内山小二郎胸像
旧大本営二階広間
内山大将が大正天皇より拝領の煙草盆
旧大本営本館模型(左前から)
陸軍大集合写真
人と比べるとその大きさが分かる
この原盤に直接感光し現像した
居並ぶ軍人の表情が分かる精密写真
是非直接ご覧あれ
三島由紀夫乱入時の刀傷を見る
三カ所のうち最上の傷
真中の傷跡
最下の深い傷跡
当時を彷彿とさせる大傷
歴代軍幹部写真額(1)
歴代軍幹部写真額(2)
歴代軍幹部写真額(3)
戦争絵画(1)
戦争絵画(2)
記念館前の参加者(1)
記念館前の参加者(2)
記念館前の参加者(3)
防衛省のグランド
隣の大日本印刷市ヶ谷事業所が見える
敷地内の古社
古社殿
玉石
展示ヘリコプタに集まる来訪者群
記念碑沿革
インドネシア士官顕彰施設
インドネシア初代軍司令官銅像
インドネシア初代軍司令官の解説
外部に適所なくここに落ち着いた由
ヘリコプタの内部に入ることができる
8人乗だが内部は大変狭い・・・
「殉職者慰霊碑」
富士山と丸い地球をイメージした由
戦史室跡の碑
市ヶ谷駐屯地・基地記念碑
市ヶ谷御門橋台の石垣石 説明札
靖国神社境内配置案内札
幕末の志士ゆかりの練兵場跡
神道無念流流練兵館跡
境内の桜木
開花判定桜の1本とか
拝殿正面
「戦地の兄へ」
拝殿左隅の元宮
靖国神社設立ゆかりの社
元宮立札
鎮霊社と説明札
拝殿左脇のネット越しに本殿を仰ぐ
第7回さんぽを楽しむ会
能楽堂
能楽堂の舞台
西側の眺め
遊就館前の150インチ銅砲
第7回さんぽを楽しむ会
母の像
靖国 海防艦 一覧碑
150ポンド陸用砲
150ポンド陸用砲の説明
第7回さんぽを楽しむ会
戦歿馬慰霊像
軍犬感霊像
戦歿馬慰霊像に思う 説明板
軍犬感霊像建立由来の説明板
遊就館中央入口
全国靖国献酒会の展示ブース
全国靖国献酒会参加酒造の表札列
旭川の酒蔵も名を連ねる
明治維新の重鎮 大村益次郎銅像
大村益次郎銅像 前から
銅像台座の彫刻文書
彫刻文書の解説板
銅像建立銘板
千鳥ヶ淵戦没者墓苑の配置図
戦没者墓苑の概説板
太平洋戦争での日本軍拠点図
天皇陛下の歌碑
天皇陛下歌碑の説明板
戦没者墓苑慰霊所
「さんぽを楽しむ会」旗も参拝へ
献花台
拝礼所遠景
平和祈念碑 と 追悼慰霊碑
(平和記念碑の説明)
引揚に伴う死没者の永遠の和祈念碑
(追悼慰霊碑の解説)
強制抑留死没者への永遠の祈念碑
千鳥ヶ淵戦没者墓苑の森林
桜の名所”千鳥ヶ淵”と北の丸公園
第7回さんぽを楽しむ会142
九段坂公園内の高燈籠と大山元帥銅像
陸軍元帥・大山巌銅像
高燈籠(こうとうだい)
靖国神社の慰霊として明治4年建立
東から第一鳥居を仰ぐ
「魂」の碑
明治天皇御製歌碑
「硯友社」跡の案内板
フィリピン大使館 旧安田邸
鉄門の内側からの眺め
あのオノ・ヨーコ氏もここで過ごした由
フィリピン大使館の門柱表札
九段会館を横目に食事処へ
東日本大震災で一部崩落し犠牲者発生
昨春の第5回時の昼食処だった・・・
おでん・焼き鳥の老舗「まるみ」での遅めの昼食会
おでん焼鳥屋には見えない瀟洒な店
少しアルコール入ってくつろぎのひと時
戦争の話題に感慨も深く・・・
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┃開催日時
平成23年11月16日(水) 午前8時50分〜
┃コース
市ヶ谷駅改札前9:00出発
→ 市ヶ谷橋→ 靖国通り→ 防衛省(正門~受付面会所~大エスカレータ
~儀仗広場・A棟~市ヶ谷記念館~B・C棟~厚生棟・売店~D・E棟~ヘリ展示場~殉職者慰霊碑~大エスカレータ~正門)→ 靖国通り→ 靖国神社(南門~境内~元宮~鎮霊社~拝殿~能楽堂~遊就館~大村益次郎銅像~第一鳥居)→ 千鳥ヶ淵―戦没者墓苑→ フィリピン大使館公邸(旧安田邸)→ しょうけい館(戦傷病者記念館)→ おでん焼き鳥 まるみ(14:00~昼食会、15:00解散)
┃実施概要
11月16日、旭川東高等学校東京同窓会第7回「さんぽを楽しむ会」は、「市ヶ谷防衛省見学から靖国神社・九段までを歩く」コースを、東高2期から29期までの総勢19名の参加で実施しました。当日は雲一つない秋晴れの絶好のさんぽ日和に恵まれました。今回も第3回より続いてわかりやすい説明が好評の郷土史家渡辺功一さんのご案内です。
午前9時にJR市ヶ谷駅を出発。防衛省の厳重な受付を済ませ、約2時間にわたる市ヶ谷台ツアーへ。はとバスのガイド風の女性、添乗員風の男性と制服の陸と海の自衛隊の方が引率。儀仗広場で広い敷地に建つビルの説明を受けながら眺め、旧一号館である市ヶ谷記念館へ。この建物は平成12年に防衛庁が六本木から市ヶ谷に移転する際、部分的に移築・復元されたものです。講堂はいわゆる東京裁判の法廷となり、旧陸軍大臣室は昭和45年に三島由紀夫が割腹自殺をした場所です。自分の記憶よりもはるかにこじんまりとした佇まいに、歴史的建造物の部分移築について、職業柄大いに考えるところがありました。展示品の中に、旭中出身加藤隼戦闘隊長の胸像がありました。正面玄関では記念撮影。隊員の宿舎の隊舎前を通り、厚生棟へ。ここで小休止、お土産など購入。次は敷地の東側の屋外ヘリ展示場へ移動、それぞれヘリに乗り記念撮影をしました。最後は殉職者の慰霊碑があるメモリアルゾーン。旧尾張徳川家上屋敷の広大な敷地を、時間に追われながら、屋上のヘリポートに着陸するヘリを目撃するなど、めったに見られないところを見学したという手ごたえは十分ありました。
防衛省を後にして、靖国神社へ。普段はあまり行かない元宮、鎮霊社は、この神社の由来を知るうえで、なかなか参考になるものでした。その後は、千鳥ヶ淵の戦没者墓苑へ。神社が魂(御霊)であるのに対し、ここには遺骨が安置されています。近くのフィリピン大使館公邸前に立ち寄り、安田財閥とオノ・ヨーコの話を渡辺さんからお聞きして、「しょうけい館―戦傷病者史料館」へ移動。ここは戦傷病者やその家族の労苦を、後世へ伝える国立の施設です。ほとんど見学の時間がとれなかったのが、少し残念な感じがしました。
昼食はおいしい焼鳥とおでんの店「まるみ」。それぞれの戦争に対する思いを少しだけ語り合いました。
やや重い「戦争」をテーマにしたさんぽの会は4月6日に予定していましたが、3月11日の東日本大震災の影響で順延し、残念ながら花見はできなかったのですが、次の第8回は桜を楽しみにしたいと思っております。 (27期 砂澤祐子記)
旭川東高等学校東京同窓会