旭川東高等学校東京同窓会
同好会

◎さんぽを楽しむ会

第4回 『江戸城歴史めぐり』

     <3回シリーズ:その1>

     -江戸城東御苑(本丸)コース探訪-

2009年11月19日(木)に開催されました。

同好会

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開催日時

平成21年11月19日(木) 午前9時50分〜

コース

東京駅10時出発

→ 和田倉門 → 大手門→ (休憩) →本丸 →富士見櫓

→ 松の廊下 → 天守台 → 北桔梗門 → 竹橋門 → 平河門

→ 二の丸公園(休憩) → 三の丸 → 皇居前広場

→ 楠正成像 → 楠公レストハウス(13:40~昼食会、解散)

 

実施概要

 さる11月19日、旭川東高等学校東京同窓会第4回「さんぽを楽しむ会」は、『江戸城歴史めぐり』の第一回目として、冷たい雨の降る中東高1期から27期までの総勢18名の参加で行われました。今回も前回4月20日の「神楽坂のさんぽ」でわかりやすい説明が好評の郷土史家渡辺功一さんに案内していただきました。

 

 午前10時に東京駅丸の内南口を出発。新丸の内ビルと丸の内ビルディングの間にある地下の行幸通を通って和田倉門へ。お堀のつがいの白鳥を眺めつつ、和田倉噴水公園を通り、大手門からいよいよ江戸城へ登城です。11月14日から御即位20年記念特別展を行っていたので、パンフレットを受け取って三の丸へ。折からの雨が強くなって傘を買い求めるため、早くも休憩となりました。

 

 気を取り直して天守を目指しました。同心番所、百人番所、大番所を通過。江戸時代の大名も、番所を通過するたびにだんだんお伴の家来衆が少なくなると説明がありました。本丸へ到着。展望台から現在の東京のオフィス街を眺めます。昔は海が望めたであろうそこにはビルが建ち並び、なかなか江戸時代にタイムスリップするのが難しい状況です。

 

 本丸には広大な本丸御殿がありましたが、今は建物がありません。往時をしのばせる富士見櫓の外観を見学し、松の廊下跡へ。ここには碑があるだけで、浅野内匠頭と吉良上野介の刃傷事件(「殿中でござる!」「お放しくだされ、梶川殿!」)を想像するのは困難です。降りしきる雨の中、天守台へ登りました。皆少しだけ天下を取った気分で、記念撮影をしました。

 

 北桔橋門(きたはねばしもん)から堀を渡り、竹橋から平川濠沿いに進み平川門から再び城内に入りました。梅林坂から都道府県の木を眺め、二の丸雑木林を通り二の丸庭園へ進みました。武蔵野の面影を残す雑木林は、昭和天皇の意向で手入れをしないで自然な風情を残したということでした。大名庭園らしいたたずまいの二の丸庭園は、菖蒲の季節に再び訪れたいという声も上がりました。御即位20年記念特別展の一環として、諏訪の茶屋では普段は見ることができない第三代将軍・家光公遺愛の松と伝えられている推定樹齢550年の「五葉松」など盆栽の特別展示がありました。

 

 再び三の丸へ戻り、三の丸尚蔵館で「両陛下―想い出と絆の品々Ⅰ」の第3期御日常にゆかりの品々を見学。テニスラケットなど印象深い品々を鑑賞しました。

 

 皇居前広場を通過し、皇居を守るかのような楠正成像を眺めてから、昼食会場の楠公レストハウスに到着し、和食のバイキングの昼食をとりました。

 

 今季一番の寒さの中でしたが、元北海健児は皆元気良く約3時間半のさんぽを楽しみました。渡辺さんのご案内があるため、自分たちでただ見学するだけではなくより楽しい一時を過ごすことができました。

 

 次回は、桜の季節に第2回『江戸城歴史めぐり』を計画しております。

                                        (27期 砂澤祐子記)