西本 夏生(にしもと なつき)
ピアニスト
1982年7月15日生まれ
富良野市出身
旭川東高等学校卒業(51期)
「日本人でこんな風に、真のテンペラメントを持ってスペインものを弾いた人を見た事がない!」(フアン・ラゴ/ピアニスト・スペインバレンシア“ホセ・イトゥルビ”音楽院)
西本夏生は、早稲田大学卒業、東京芸術大学大学院修士課程修了を経て、スペイン・バルセロナに渡西し、カタルーニャ高等音楽院(ESMUC)、カステジョン高等音楽院の両修士課程にて学んだ。スペインで研鑽を積んだ数少ない日本人ピアニストの1人である。
San Giovanni Teattino国際ピアノコンクール 第1位(2014)、Campillos国際ピアノコンクール(2012)、マルタ国際ピアノコンクール(2015)にて第2位、Spanish composers国際ピアノコンクール(2012)、 Jose Roca国際ピアノコンクール(2013)にて第3位、Cidade Ferrol国際ピアノコンクール(2014) スペイン音楽賞、イブラ・グランドプライズ国際音楽コンクール(2012) 最優秀演奏者賞並びにヒナステラ特別賞、テレサ・ヤクーナ国際ピアノコンクール(2012)審査員特別賞を初めとして、数多くの賞を受賞。
これまでに世界10カ国以上で演奏。特にスペインではバレンシア音楽堂大ホール、L’Auditori等、スペインの各地主要ホールにて演奏を行ってきた。2014年にはフランスのPiano à Castelnaudary音楽祭に招かれ、そのリサイタルは現地で高い評価を得た。またソリストとしても、これまでに International Orchestra Virtuosos of Madrid(スペイン)、Mediterráneo Symphony Orchestra(スペイン)、Madri Chamber Orchestra(韓国)、Northen Rhin Westfallen Orchesterzentrum Chamber Orchestra(ドイツ)、Çukurova State Symphony Orchestra(トルコ)等と協奏曲を共演している。
5年間のスペインでの活動の後、2015年冬に日本に帰国し、現在は日本を拠点に活発な演奏活動を続けている。特に帰国後、在日本スペイン大使館にて開催されたコンサートは満員の聴衆に迎えられ、「El concierto fue todo un éxito.(コンサートは大成功)」(スペイン大使館)を収めた。また、出身地である地元北海道のNHK札幌「ほっとニュース」では、帰国直後「ほっとライブ」のコーナーで特集が組まれ、生演奏とトークを行い、話題を呼んだ。
ソロ活動のみならず、ピアニスト佐久間(松本)あすかとのピアノデュオpiaNAとしても幅広い活動を行っている。特にニコライ・カプースチンの作品に傾倒しており、カプースチン自身と直接に交流をもつ数少ない日本人ピアニストの一人として国際的に知られている。2012年にはカプースチン本人よりpiaNAに2曲のピアノデュオ曲が献呈された。また、同年カプースチンの4手作品ばかりを集めたCD ”piaNA plays Kapustin”をリリース。第12回グリーグ国際ピアノコンクール4手部門では、piaNAとしてファイナリストディプロマを受賞した。2014年4月4日にはカプースチンより献呈された2曲「Three for two op.145」「Capriccio op.146」の世界初演を果たした(札幌)。
日本にて宮澤功行、木内泰子、迫昭嘉各氏に師事した後、かつてルービンシュタインに師事したことでも有名なフランス人ピアニストのピエール・レアク、名教師としても世界的に知られるキューバ人ピアニストのレオネル・モラレス各氏に師事。特にモラレス門下においては、日本人で初めての正式な門下生として迎えられた。
白梅学園大学・短期大学非常勤講師、洗足学園音楽大学準演奏補助要員、全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員として、教育活動にも従事している。ピアノ教室アウラデムジカ主宰。
official web site http://www2.furano.jp/natsuki/
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・若手の会(適宜開催)
旭川東高等学校東京同窓会