旭川東高等学校東京同窓会
同窓生からのお知らせ

東高七期生の元気旅行会は健在です

平成25年11月8日に「東高七期生 第9回元気旅行会」が開催されました。

 

 「この男、8メートルの台座に立って太平洋の彼方のメリケンを望見している。背丈は5.3㍍の巨漢、ブーツを履き、懐手の和服姿。名前は『坂本龍馬』。時は平成25年11月8日、場所は高知市桂浜。われわれ旭川東高七期生有志で集う『第9回元気旅行会』の最終日の旅程であった。」

 

平成25年11月8日 高附雅而氏撮影

 

 これは、文中にあるとおり、七期生有志による中国・四国旅行記の一節である。ちなみに龍馬の誕生日であり命日でもある11月15日の前後、約2カ月間、龍馬像の横に仮設の高台を設置し、龍馬と同じ目線で太平洋を眺めることができる「龍馬に大接近」の特別行事を催していた。

 

 「元気旅行会」の歴史は古く、経緯と現況は以下のとおり;

 

われら東高七期生は、有志で海外旅行を企画し、第1回として韓国を選び、平成2年(1990年)に有志でソウル旅行を行った。

 

その後、香港、台湾、バリ島、ハワイ、グアムと隔年で延べ6回の海外旅行が続いた後、「元気旅行会」と名称を新たにし、国内旅行に切り替えた。

 

第1回は、平成15年(2003年)に四国・岡山旅行(高松、本四海峡、岡山、倉敷、姫路、神戸)を行った。その後、インフルエンザ蔓延の年と東日本大震災の年を除き毎年実行している。

 

参考までに列挙すると、平成16年に第2回:南九州旅行(日田、杖立温泉、高千穂、宮崎、日南、霧島、指宿、知覧、鹿児島)、平成17年に第3回:奥能登旅行(和倉、輪島、能登、金沢、白川郷、越中五箇山)、平成18年に第4回:三陸・男鹿半島旅行(花巻、平泉中尊寺、大船渡、三陸海岸、盛岡、角館、秋田、男鹿半島巡り)、平成19年に第5回:南紀・伊勢旅行(和歌山、白浜、高野山、熊野古道、那智大社、長島、伊勢神宮)、そして平成20年に第6回:北九州旅行(別府温泉、湯布院、阿蘇、熊本、雲仙、島原、長崎、平戸、唐津、柳川、福岡)で打ち止めのはずだった。しかしながら、本州の西端(山口、広島)と山陰地方(島根、鳥取)を残していたので中国地方を巡って後、打ち止めにしようとの総意があって、平成21年、第7回:萩・津和野・山陰(出雲大社・天橋立)旅行が企画され、われらの “元気旅行” の最終を迎える予定であった。

 

ところが、同年秋のインフルエンザ流行の騒ぎのため取り止めとなり、翌平成22年、第7回:山陰旅行(秋芳洞、萩、津和野、出雲大社、宍道湖、鳥取砂丘、城崎温泉、天橋立巡り)を実施。平成23年は東北大地震のため諸行事取りやめ。

 

平成24年(2012年)は、七期の卒業55周年なので、周年を祝って最後の公式の同期会総会にしようと、在京の同期会幹事が総会の幹事役を受け持ち、北海道、関東・関西勢を東京に集め、24年11月に品川で行った。そして有志で「第8回元気旅行会」ということで、3泊4日の箱根・伊豆旅行(箱根湯本、芦ノ湖、箱根関所巡り、堂ヶ島、下田、小田原、鎌倉、横浜、浅草巡り)を行い、北海道勢を羽田で見送って、公的な同期の集まりに終止符を打つこととなった。

 

ところが七期の集まりももうこれで終わりと言いながら声あり、「来年(平成25年のこと)、四国(愛媛・高知県中心)に行こう」との希望者が出てきて、中に、「広島は一度も見ていないのでぜひ付け加えろ」という声の大きい人がいて、侃々諤々(かんかんがくがく)。七期の総幹事の高附雅而君に収拾を任せて、北海道勢の意向を待つことにした。彼は北海道へ戻って在旭の面々と相談して、宮島の厳島神社、松山の道後温泉、高知のお城見学などを企画したということで今回の計画になったもの。

 

第9回元気旅行会の参加者について、メンバーを特段限定しているものではないが、顔ぶれが自然に集約され、毎年、体調とか、都合で出られなかった人の出入りもあり過去は24、5名前後であったが、今回は“老齢の所為か”かなり減り、19名と相成った。今回の中国・四国旅行は平成25年11月4日、福岡空港に集結することで、北海道勢の札幌組が福岡に直行し、旭川組は羽田経由で東京勢と打ちそろって福岡空港に向かう予定であった。ところが旭川組にハプニングが生じ、一時どうなるかと懸念の中、初日の門司港から幸先にかわり、11月8日、無事旅行会を終えることができた。

 

実は出発日、旭川空港は近年にない大濃霧で東京からの飛行機が降りられず千歳空港に迂回という措置がとられた。羽田空港で合流のため待機していた東京組はそのまま福岡に向かうことにして、札幌から直行の組と福岡で合流し、門司市内をバスで観光、関門海峡湾内を小型観光船で巡航し、ホテルで寛いでいるところを夜8時ころやっとたどり着いた旭川組と遅い宴会を持つことができた。旭川組は、旭川空港でこのまま待っていても埒あかないと団長が判断し、バスを手当てし千歳空港に向かい、福岡直行便の座席確保をトライし、最終便が確保できたのでルート変更をとっさに決めたとのこと。この判断で、先着組と最終的には合流できた次第。

先着組の門司港観光船による関門海峡湾内の周遊では、下関・門司両岸の光景を大揺れに揺れる船端から救命具を手にしながら眺める冒険であった。夜は遅れて到着の旭川組との宴会終了後、明治調の洋灯のかすかな光に浮かぶ門司港の駅舎、岸壁の洋館などを散策し、最初の夜をレトロたっぷりの「門司港ホテル」で過ごした。

 

翌朝、関門海峡大橋を渡り、下関から岩国まで一気に走り、三大奇橋の一つ錦帯橋を見学し、宮島の厳島神社を観光、広島に宿泊。翌日、呉に向かい江田島ミュージアム(戦艦『大和』の模型など)を見学、尾道の千光寺参り、瀬戸内しまなみ海道を経て、松山道後温泉に宿泊、そして松山市内観光(石手寺、松山城、伊予かすり会館等)後、高知に向かって四国を縦断の途中で龍河洞を散策し、最後の夜を高知に宿泊。翌日、高知城を観た後、いよいよ今回の目玉、「坂本龍馬」像を直に目視し、高知空港から羽田に向かって散会したもの。

 

「元気旅行会」は七期の有志で構成されているが、七期では別途、全員を対象にした周年記念同期会旅行会もあり、これらも列挙すると以下のとおり;

 

卒業20周年記念同期会 昭和52年(1977年)

層雲峡

 

卒業30周年記念同期会 昭和62年(1987年)

仙台・松島

 

卒業38周年記念同期会 平成7年(1995年)

白金温泉、美瑛

 

卒業40周年記念同期会 平成9年(1997年)

層雲峡、十勝、然別湖

 

卒業45周年記念同期会 平成14年(2002年)

網走、知床、阿寒

 

卒業50周年記念同期会 平成19年(2007年)

白金温泉、天売、増毛

 

卒業55周年記念同期会 平成24年(2012年)

第8会元気旅行会の項参照

 

となっている。

 

 さて表題に戻り、「元気旅行会」はまだまだ健在です。

 

 五期生が喜寿を祝って「源氏物語」縁(ゆかり)の須磨寺や有馬温泉を巡る旅行会を催したと聞き、われわれも頭脳・足腰がしっかりしている限り、せめて喜寿を旅行で祝いたいと高附君に耳打ちしている。

 

 旭川では高附君はじめ北島滋夫君、安井健一君、岩田幸久君の幹事連ほか山上(和田)佳代子さん、尾田一夫君、上原脩平君、水上洋二君、津田政和君のご意見番らが、今まで訪れていない青森・十和田・弘前方面の旅行を企画しているとの話が東京に流れてきており、企画の大要が7月26日、旭川での七期同期会で発表されるとのこと。在京の七期連はその発表を鶴首しているところ。

(平成26年7月1日 記)

 

追記 「第10回元気旅行会(青森、弘前、十和田、むつ、恐山)3泊4日」は去る10月20日に実施。詳細は別稿で紹介します。

 

文責: 川西 勲

 

 

 

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