卒業60周年記念合同同期会
(東高5期生サプライズ・リポート)
2015年6月9日(火)~11日(木)に開催されました。
東高5期生はことし2015年6月9日から2泊3日の合同同期会で、卒業60周年の節目を祝いました。各地区の幹事が分担して記念行事の準備をはじめておよそ半年、札幌トンゴ会は定山渓の前夜祭、旭川東五会は層雲峡での本祭りを企画し、また道外の東京・関西地区は記念アルバムの編集を担当しました。わたしたちは当時8組460名余が卒業しており、案内状は現在でも連絡がつく約6割の会員に送られました。幸いにも申し込み人数は締め切り後も増え続け、道外からの参加23名を含めて最終的に延べ79名に達します。
全国各地から初日昼過ぎに札幌駅の「鐘の広場」へ集まってきた会員は、三日目に旭川で解散するまで期せずしてサプライズの連続を体験することになります。しかしいま振り返ってみて今回最大のサプライズは、当初の申込者が全員欠けることなく集まれて、全行程をつつがなく共に行動できたという喜びだったようです。
札幌での前夜祭には旭川勢と道外組を含む43名が参加。まずは既に亡きメンバーを偲ぶ黙祷ではじまり、翌日の本祭りを盛り上げるべく華やかな宴が繰りひろげられました。別に小ホールをしつらえた二次会は、はじめて経験するカクテルパーティーとなり、各テーブルを行きかいながら賑やかに続きました。
明けて翌日ホテルを出たバスは、札幌駅に立ち寄って新たな参加者を加えたのち、乗り換え場所となる東高に向かいました。東高では本祭りだけに申し込んだ旭川勢と合流し、層雲峡へ向かう新しいバスを待つあいだに、糸田先生が待っていてくださった五本松史料館で、予期せぬ交歓の時間を過ごすことができました。東京同窓会の総会・懇親会で2年前に復元・展示された2代目旧校舎のジオラマともここで再見。
人数が増えたため2台に分かれたバスは、愛別町安足間(あんたろま)で国道39号線をそれ、すこし道に迷ったのちに突然お寺の前庭で停車しました。わたし達5期生は2年前に、神戸須磨の現光寺を訪れる「喜寿のつどい」を行っており、ここで物故者を偲ぶ法要を執り行ったのは同期の住職・片岡御冬君です。目の前に現れたお寺は片岡君の実家であり、この万葉寺の本堂が再び彼によって、ここ数年間に亡くなった仲間への供養の場となりました。
層雲峡での本祭りには76名が参加。ここで開宴の準備中に東京・関西地区幹事宛ての宅配便が届き、不審に思いつつ開けてみると今年の東京同窓会を担当する37期の諸君から銘酒2本の差し入れとわかってまたもサプライズ。担当幹事の皆さんが1年をかけて総会・懇親会の準備をされるご努力を会場で伝えました。宴席での銘酒は言うまでもなく大好評!
本祭りは各地区幹事代表のご挨拶ではじまり、東京・関西地区幹事からは「卒業60周年記念アルバム」の紹介をしました。これは同期会のあゆみと会員の現況をまとめたもので、卒業アルバムをベースに複写・編集し、個人の写真8組460名余のページでは氏名、旧姓、お住まい、訃報、参加申込みなどがわかります。別紙で卒業35周年以降の同期会の集合写真を編集して特別附録としました。大判の卒業アルバムにくらべてハンディなB5版20ページの記念アルバムは5期生に配布する限定版で、会員が相互の親睦をはかり、アルバムのテーマ『こしかたをいとおしみ ゆくすえをことほぐ』よすがとして大方の好評を得たようです。
翌朝バス2台はホテル10時出発。途中銀河の滝などで休憩したのち、最寄りの場所で途中下車をするメンバーと別れ、12時過ぎには新装なった旭川駅前広場の近くに到着しました。あらかじめ幹事から、これほどの規模の同期会は今回限りになるだろうとの説明があって全員が了解しているわけで、これからの再会について大きな期待といくらかの不安をないまぜにしながら、各自つぎの目的地や自宅に向かったと思われます。札幌駅の「鐘の広場」で久方ぶりの出会いを果たしてから三日目に旭川駅前で別れるまで、いくつかのシーンを選び「同期会写真コラージュ」とします。
2015年6月22日
旭川東高5期生同期会 東京・関西地区幹事
福田淳一、湊治、石神絢夫 記
同期会・クラブOB会
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■東高5期生年末年始ごあいさつ(2022-2023)
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■東高5期生年末年始ごあいさつ(2019-2020)
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