旭川東高等学校東京同窓会
同好会

◎さんぽを楽しむ会

第7回 市ヶ谷防衛省見学から
    靖国神社・九段までを歩く

2011年11月16日(水)に開催されました。

同好会

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開催日時

平成23年11月16日(水) 午前8時50分〜

コース

 市ヶ谷駅改札前9:00出発

→ 市ヶ谷橋→ 靖国通り→ 防衛省(正門~受付面会所~大エスカレータ

~儀仗広場・A棟~市ヶ谷記念館~B・C棟~厚生棟・売店~D・E棟~ヘリ展示場~殉職者慰霊碑~大エスカレータ~正門)→ 靖国通り→ 靖国神社(南門~境内~元宮~鎮霊社~拝殿~能楽堂~遊就館~大村益次郎銅像~第一鳥居)→ 千鳥ヶ淵―戦没者墓苑→ フィリピン大使館公邸(旧安田邸)→ しょうけい館(戦傷病者記念館)→ おでん焼き鳥 まるみ(14:00~昼食会、15:00解散)

 

実施概要

 11月16日、旭川東高等学校東京同窓会第7回「さんぽを楽しむ会」は、「市ヶ谷防衛省見学から靖国神社・九段までを歩く」コースを、東高2期から29期までの総勢19名の参加で実施しました。当日は雲一つない秋晴れの絶好のさんぽ日和に恵まれました。今回も第3回より続いてわかりやすい説明が好評の郷土史家渡辺功一さんのご案内です。

 

 午前9時にJR市ヶ谷駅を出発。防衛省の厳重な受付を済ませ、約2時間にわたる市ヶ谷台ツアーへ。はとバスのガイド風の女性、添乗員風の男性と制服の陸と海の自衛隊の方が引率。儀仗広場で広い敷地に建つビルの説明を受けながら眺め、旧一号館である市ヶ谷記念館へ。この建物は平成12年に防衛庁が六本木から市ヶ谷に移転する際、部分的に移築・復元されたものです。講堂はいわゆる東京裁判の法廷となり、旧陸軍大臣室は昭和45年に三島由紀夫が割腹自殺をした場所です。自分の記憶よりもはるかにこじんまりとした佇まいに、歴史的建造物の部分移築について、職業柄大いに考えるところがありました。展示品の中に、旭中出身加藤隼戦闘隊長の胸像がありました。正面玄関では記念撮影。隊員の宿舎の隊舎前を通り、厚生棟へ。ここで小休止、お土産など購入。次は敷地の東側の屋外ヘリ展示場へ移動、それぞれヘリに乗り記念撮影をしました。最後は殉職者の慰霊碑があるメモリアルゾーン。旧尾張徳川家上屋敷の広大な敷地を、時間に追われながら、屋上のヘリポートに着陸するヘリを目撃するなど、めったに見られないところを見学したという手ごたえは十分ありました。

 

 防衛省を後にして、靖国神社へ。普段はあまり行かない元宮、鎮霊社は、この神社の由来を知るうえで、なかなか参考になるものでした。その後は、千鳥ヶ淵の戦没者墓苑へ。神社が魂(御霊)であるのに対し、ここには遺骨が安置されています。近くのフィリピン大使館公邸前に立ち寄り、安田財閥とオノ・ヨーコの話を渡辺さんからお聞きして、「しょうけい館―戦傷病者史料館」へ移動。ここは戦傷病者やその家族の労苦を、後世へ伝える国立の施設です。ほとんど見学の時間がとれなかったのが、少し残念な感じがしました。

 

 昼食はおいしい焼鳥とおでんの店「まるみ」。それぞれの戦争に対する思いを少しだけ語り合いました。

 

 やや重い「戦争」をテーマにしたさんぽの会は4月6日に予定していましたが、3月11日の東日本大震災の影響で順延し、残念ながら花見はできなかったのですが、次の第8回は桜を楽しみにしたいと思っております。 (27期 砂澤祐子記)