旭川東高等学校東京同窓会
同好会

◎さんぽを楽しむ会

第5回 『江戸城歴史めぐり』

     <3回シリーズ:その2>

     -江戸城北の丸コース探訪-

2010年4月5日(月)に開催されました。

同好会

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開催日時

平成22年4月5日(月) 午前9時50分〜

コース

九段下駅傍の昭和館前10:30出発

→ 田安門 → 弥生慰霊堂 → 御野立所記念碑

→ 日本武道館 → 北白川宮能久親王騎馬像

→ 東京国立近代美術館工芸館(旧近衛師団司令部庁舎)

→ 高射砲跡 → 山桜の並木 → 枝垂れ桜→  吉田茂像

→ 九段由来の石段 → 清水門 → 旧大隈重信邸碑

→ 九段会館屋上ガーデン(12:30~昼食会、解散)

 

実施概要

 旭川東高等学校東京同窓会第5回「さんぽを楽しむ会」は、『江戸城歴史めぐり』の第2回目・江戸城北の丸コースとして、4月5日、東高1期から27期までの総勢25名の参加で行われました。

 

 今回もわかりやすい説明が好評の郷土史家渡辺功一さんに案内していただきました。

 

 午前9時50分地下鉄九段下駅出口付近の九段坂下交番集合でしたが、当日は日本武道館で専修大学の入学式があったため、4,000人を超える新入生とその晴れ姿を一目見ようという保護者で、延々と続く傘の波に少々おどろきながらの出発でした。九段坂を出発、江戸城には田安門から入りました。渡辺さんの案内で取って置きのスポットへ。狛犬がある入口を奥へ進むと田安門を見下ろす場所には、弥生慰霊堂がありました。ここは警視庁と東京消防庁の殉職者を祀る慰霊堂で、敷地内には昭和天皇が関東大震災の復興時に立ち寄ったという「御野立所記念碑」があります。

 

 その後、東京オリンピックの柔道会場であり、ビートルズの来日公演会場として知られる日本武道館前へ。法隆寺の夢殿をモデルにした八角形の意匠で、設計者は山田守です。初代会長正力松太郎の扁額を眺めながら、北の丸公園の中へと進みました。北の丸公園は、千鳥ヶ淵の桜並木を見下ろすお花見スポットです。

 

 しばらく歩くと近衛師団長として台湾へ赴き、そこで亡くなった北白川宮能久親王の大きな騎馬像があります。近くには、ゆかりの旧近衛師団司令部庁舎があり、この重要文化財の赤レンガの建物は現在では東京国立近代美術館工芸館として、工芸品やデザイン作品を展示しています。戦時中の高射砲の跡を見て、都内でここだけという山桜の並木道を乾門前まで進み、3本の存在感がある枝垂れ桜を楽しみました。

 

 再び北の丸公園内に戻り、科学技術館前を通り、吉田茂像へ。吉田茂の戦後初の国葬は日本武道館で行われました。典型的な桝形門の清水門から出て千代田区役所へ寄り道を。

 

 現在の千代田区役所は、旧大隈重信邸の地にあり、碑が建っています。そこから昼食会場へ向かいました。九段会館の屋上お花見ガーデンで特製お花見弁当に舌鼓を打ちました。ホカロンと膝掛けが必須のお天気で、かなりメートルがあがりました。

 

 当日はあいにくの雨と花冷えの寒さで、予定コースを半分に短縮し、英国大使館や千鳥ヶ淵の満開のソメイヨシノを満喫するのには少しもの足りなかったかもしれません。とはいえ、皆さん元気良く約1時間半のさんぽと美味しい食事を楽しみました。また、歴史と街案内の第一人者である渡辺さんにご案内していただき、皇居内の普段知ることができない穴場スポットでお花見することができました。来年は、知り合いを誘って自慢のお花見ができそうだという声が早くも上がっていました。

 

 次回は、紅葉の季節に第3回『江戸城歴史めぐり』江戸城西御苑コースを計画しております。秋晴れのおさんぽ日和を楽しみにしています。

                                      (27期  砂澤祐子記)

 

追伸 引地幹事の発案により、気分高揚と逸れ予防を兼ねる「さんぽを楽しむ会」専用旗を2本制作しました。紺地に白抜きの三連校章ロゴと会名をあしらった丹精なデザインで、今回から行列の前後に掲げながら散策しました。早速、無縁の方から声を掛けられ応対するなど宣伝効果も現れて効果抜群でした。今後のさんぽを楽しむ会の目印とします。         (事務局広報担当:18期 徳田記)