旭川東高等学校東京同窓会
同窓生からのお知らせ

東高5期生の「傘壽散策」

   台風18号ガチンコ始末記

 

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今回の集まりは、どうも台風とガチンコしそうな雲行きですが、それより、皆さんにお会い出来ることの方が楽しみです。(T君のメールから)

 

 

台風を避けて淡路島へ

バスのフロントウインドウに台風18号の激しい雨が打ちつけて、明石海峡大橋の主塔も、伸びるケーブルもかすんで見えます。強風のため自動二輪車はすでに通行止め。今日は東高5期生の傘壽(80歳)を祝う2泊3日の旅程の2日目です。先ほど姫路城をのぞむ好古園では傘を差さずに過ごせたのが、予定を繰り上げて淡路島へ渡る途中で天候が一変し、台風の影響をもろに受けることになりました。

 

急遽行程の入れ替え

 ことしは台風の当たり年で、傘壽の祝いを間近にして台風18号の動きに気をもみました。さいわいにも初日の10月4日には、まだ九州まで到達していなかったので、参加者の約半数が搭乗する新千歳から伊丹まで空の便は影響を受けずに済みました。

 しかし翌日には台風が九州北部から関西地方の日本海沿岸を北上するとの予報で、このままでは2日目後半の行程が台風の影響をまともに受け、宿泊先の淡路島へ渡れなくなります。そのため旅行社の計らいで、淡路島へ渡るのを最優先に行程を見直し、訪問先や昼食の会場が2日目と3日目で大幅に入れ替わります。翌6日に台風は温帯低気圧に変わって太平洋へ抜け、復路の明石海峡大橋は快晴に恵まれました。

 

「卒業60周年記念同期会」まで

これまで東高5期生は、5年ごとに旭川と札幌で交互に同期会を開いてきましたが2010年の卒業55周年の際、つぎの5年間は長すぎるという声がありました。それで3年後に「喜壽(77歳)のつどい」を神戸市須磨の現光寺に集まって開きました。

ついで昨年2015年6月には、卒業60周年記念同期会として札幌で前夜祭、旭川で本祭りを行いました。その時に幹事のあいさつで、同期生全員に声をかける催しものは今回限りとすることを告げられます。これからの同期会は有志の集まりとなりますが、どのように続けられるのかと一抹の不安も残りました。

 

「傘壽散策」の企画

光源氏の住居跡とされる源氏物語ゆかりの現光寺で、同期生の片岡御冬君が住職を勤め、関西地区の幹事も担当しています。卒業60周年の行事を終えて数ヵ月が経ったときに、片岡君から、世界遺産の姫路城を見に来ませんかと誘いがありました。それをきっかけとし、1年後に我われの傘壽を祝うこととして、同期会の企画が新しくスタートします。

 今回のテーマ「傘壽燦燦」は暖かく光が降り注ぐさまを表し、また名称を「傘壽散策」としました。有志20名程度の参加を目標として、旭川地区は岡田幹事、札幌地区は大野幹事が中心となって声をかけあい、東京・関西地区では同期

会常連のメンバーに案内状を送りました。また近頃は縁遠くなっている同期生にも「傘壽散策」の計画をハガキで伝え、連絡をもらえれば案内状を送ることにしました。最終的に参加者は、当初の予想を大幅に上回り、旭川地区と札幌地区の13名を含めて全国から27名が集まることになります。

 

傘壽散策ハイライト

現光寺の法要

「喜壽のつどい」に続いて今回の「傘壽散策」でも、物故者の追悼会を住職の片岡君に営んでもらいました。「喜壽のつどい」以降「傘壽散策」までの3年間で、10名余の物故者が新たに判明しています。今回参加できなかった同期生が寄せてくれた言葉には、本人や家族の健康状態が不参加の理由として多く、それでいて同期生おたがいの健康と同期会の盛会を心にかけている様子が伺えます。

 

姫路城と好古園

 有馬温泉で傘壽のうたげ初日を終え、山陽自動車道経由で姫路市まで移動。姫路城に隣接する好古園を訪れ、平成の大修理が数年前に完成して白鷺の姿を取り戻した城のほとりをめぐりました。時間と体力の事情もあって、城域内の散策は省略です。この頃から時おり雨がぱらつき始めますが、まだ風を伴わず、どうやら淡路島へ渡れそうです。

 

 

高田屋嘉平顕彰館

 淡路島で生まれた高田屋嘉兵衛の顕彰館では、北前船の1/2模型をはじめ、わたしたちにも馴染みの深い展示を多く見られます。今回は北海道からの参加者が多かったせいもあり、説明員が終始付き添って解説してもらえるなど、充実した時間をゆっくり過ごせました。高田屋嘉平の資料館は、北国廻船の拠点として発展した函館にもあるそうです。

 

再会を約して

 淡路島では洲本温泉で2日目の傘壽の宴を楽しみ、早く目覚めれば台風は去り、鮮やかな朝焼け雲を眺められました。宿を出立してまず、日本発祥の地、伊弉諾(いざなぎ)神宮を参拝し、快晴のなかを再び明石海峡大橋を渡って須磨へ。須磨浦山上遊園で瀬戸内海の景観をめでたのち、神戸ポートピアホテルのスカイラウンジでゆっくりと昼食。

 そののち神戸空港まで、北海道へ向かう同期生を無事に見送りました。参加者の年齢層は80±0.5歳、みな元気に集まって2泊3日、再会を約してつつがなく別れることができた東高5期生の「傘壽散策」でした。

 

 

こしかたをいとおしみ ゆくすえをことほぐ

 

2016年10月24日

旭川東高等学校5期生

東京・関西地区幹事

福田 淳一  湊 治  石神 絢夫 記

 

 

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